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2013年3月25日 (月)

 最近はなぜか積みゲー崩しをしております(・∀・)。決算期で忙しいのでストレス解消という感じでしょうかねぇ!?うっぷんがたまっているのかも(^_^;)

  それはともかく、さて今回やったゲームはあかべぇそふとつぅから発売されたヒューマンドラマADVと銘打った3作、「車輪の国、向日葵の少女」、「G線上 の魔王」、「光輪の町、ラベンダーの少女」(+車輪の国のファンディスク「車輪の国、悠久の少年少女」)をやってみました。
その感想を書きます。
あ、当然ネタバレ有りとなりますので、こらからプレーする予定の人は見ないでください!

1.「車輪の国、向日葵の少女」
youtube から OP

まずはヒューマンドラマADV第一弾のこれから!
・簡単な舞台説明
日本とよく似た「車輪の国」と呼ばれる架空の国が舞台となります。この国では罪と犯すと特別な"義務”をおうことになります。
主人公は罪人を更生させる職業『特別高等人』を目指す主人公・森田賢一の物語です。
(実は森田賢一は本名は樋口健といい、過去この国で反乱を起こした樋口三郎の息子なのです。)
そしてヒロインは罪を負ってしまった3人のヒロイン さち、灯花、夏咲となります。

・どんでん返し
これは凄いネタバレですか
賢一はよく”あんた”といいます。これは最初、プレイヤーに対して語りかけている独特の手法だと思っていました。ところが、物語が進むにつれて”あんた”はプレイヤーではなく、彼の姉である樋口凜々子であるが分かりました。これは衝撃的でした∑(´Д`*)ノノ!!
こんなやり方ってあったのかと思いましたよ!

・感動した点。
まず、さちのシナリオ。
まなとのひまわり畑で出会い姉妹になったシーン。血がつながってなくても姉妹の絆を感じました。
賢一の最終試験官、法月の手によって、まなが連れ去られるのを防ぐため、一所懸命絵を完成させようとするところ。
でも、間に合わなくて真奈と別れるところ。さちはまなに泣きながら迎えに行くと言っていたシーンは素晴らしかったです。

灯花シナリオ。
やはり、クライマックスシーンでしょう。灯花のシナリオは虐待の連鎖を取り扱ったものです。灯花は母との分かれの日に自分の手料理を母にふるまうことになりますが、母は料理をぶちまけてしまいます。それは彼女が過去にやられたでした。だからこそ、灯花は母に連鎖を断ち切ろうと母をゆるし、そばにいることを選んだのです。立派でした[m:56]

夏咲シナリオ。
一番感動したのはこれも最後でしょう。「恋愛できない義務」を負った夏咲(実は冤罪です)は法月の謀略により、賢一と抱き合っていたことを知られてしまいます。彼女を守ろうとする賢一。でもそれよりもはやく「ケンちゃんが好きですから!」と言い放ちました。本来なら絶対言ってはいけない言葉です。恋愛できない義務ですから。彼女の強さに感動しした。

夏咲の救出作戦。
私は一番いいシーンだと思います。全員で協力して、法月に断頭台に架けられようとしている夏咲を救い出そうと躍起になります。さちは正義の象徴、向日葵の絵を描き、灯花は凜々子に変装し法月の目をごまかし、賢一が夏咲を救出する。セピアが夏咲安全なところに逃がす。そういう作戦でした。
そこで凜々子からこの車輪の国の矛盾や、町の人々がかつて樋口三郎とともに反乱した経緯が語られます。この演説が見事で震えましたよ。

最後の姉を抱えたままの洞窟の登坂
町から脱出しようとしていた賢一と仲間たちの法月の罠によって地上と洞窟の中に分断されてしまいます。賢一と法月に怪我をさせられた凜々子が中に残っていました。地上には法月と残りの仲間がいます。そして、かつて賢一は仲間を見捨てて自分だけ逃げたという過去があります。彼は姉を背負い落ちたら終わりの洞窟を登坂しようと決意し、何度も滑り落ちながらも地上へと到達します。彼の過去との決別となる良いシーンでした。 

・全体を通しての感想
賢一とヒロインたちは義務と特別高等人と言う国家のシステムに対して、最後にはそれとその象徴である法月と対決し勝つという王道ストーリーでした。でもそこまで、たどり着くために賢一やヒロイン達の弱さやそれを克服する強さが語られており大変素晴らしいものでした。
ただ、最後の法月の行動がなぞでした。法月は登坂してきた賢一をみて自ら手を引いたのです。賢一たち5人VS法月+特殊警察部隊。どう考えても法月が手を引く意味が分かりませんでした。それは、次のファンディスクで語られていました。

・向日葵の少女
これはヒロイン(3+1人)のことを表しています。正義の象徴たる向日葵。国家に義務を強いられながらも自分たちの正義を行った少女たちに与えられる言葉として、最高なものでしょう!

1.1 ファンディスク「車輪の国、悠久の少年少女」
次はッファンデスクです。法月編とヒロイン編に分かれています。(あと南雲さんと言う、「車輪の国、向日葵の少女」で最初に出てきて法月に殺された人の番外編も収録しています。)

・法月編
 法月先生の過去が語られています。彼がいかにしてあのような車輪の国で、国家の重要な人物になるきっかけを描いています。彼も特別高等人の試験を受ける若いころ(阿久津将臣と言う名でした)は、ある意味賢一と同じような純粋な少年でした。雑賀みぃなという義務を負った少女を好きになります。ちなみに、樋口三郎もこのとき同じ特別高等人の試験を受けています。彼らは3人で暮らし、後に三郎は健という赤ん坊を引き取り3人の子としようと提案し、残りの二人も同意しています。賢一は法月にとっても自分の子供だったんですね。
 しかし、みぃなとの恋は法月アリィという試験官の策略でした。彼女はそれをけしかけ、最後には破局に追い込むことで、阿久津将臣を国家に服従させようとしました。結局、彼は最後にアリィに勝つことができず、みぃなを助けるためにアリィの軍門に下ります。その後、彼はアリィと結婚し法月の家に入り国家の忠実な人となって言ったのです。
 これを見ると、「車輪の国、向日葵の少女」で彼が賢一を徹底的にぶちのめしたのも分かる気がします。特別高等人という国の重要な要職に就くには国に忠実でなければならない。法月はそれを示したかった。そして、同時にそのような生き方に疑問を持っていた。だからこそ、自分たちの子である賢一が自分に打ち勝ち別の道を示せるのならそれでいいと思っていた。だからこそ、賢一が最後に自分にできなかったことを成し遂げたとき、身を引いたのと言うことが分かりました。

・ヒロイン編
法月編以外にヒロイン3+1人の後日談があります。後日談と言うこともあり、さち以外、ファンディスクとしてまあまあの出来だと思いました。ただ、さちの話は本編でさらりとしかやらなかったまなのとの再会までの道のりが描かれていて、本編を補間する十分な内容になっていると思いました。まなとの再会場面は感動ものですね!

※ちなみに「車輪の国、向日葵の少女」「車輪の国、悠久の少年少女」
の法月編はXBOX360に移植されています。

新しいOPがカッコいいですね(^o^)/3+1人のヒロインの後日談は無いのは残念ですが、まだやってない人はこれだけでも十分に楽しめると思います!

   

2.「G線上の魔王」
youtube から OP

ヒューマンドラマADV第二弾です。

これについては結論から述べると期待はずれと言う印象を受けました。もちろん、シナリオは練られているし、あっと驚くどんでん返しも健在なのです。その点は私も素直に評価しております。
ただ以下の点が自分には合わなく、それが評価を下げる点となりました。

(1)全体の構成に違和感がある。
この話は魔王と呼ばれる謎の青年と彼に母を殺されたみずからを勇者と名乗るヒロイン、ハルとの戦いが主軸です。主人公の京介はハルを助ける仲間の一人であるのです。
ところが、ハル以外の個別ヒロインルートに入ると魔王はいなくなってしまうのです。そして、ハルもいつの間にか消えてしまい、京介と個別ヒロインとの話だけになってしまうのです。個別ルートはそれなりによかったのですが(特に花音ルートは秀逸です!)、「魔王はどこにいちゃたんだよ!」って唖然としていしまいました。
 一方、ハルルートも魔王と対決するのは京介とハルだけと言うのも不満でした。せっかく、花音や椿姫を僧侶とか魔法使いとか決めたのに、「他のヒロインたちの出番はメインではないの?仲間じゃないの」って思ってしまいました。

(2)ハルのG線上のアリアが聞けなかった
ハルの母はバイオリニストでハルもバイオリンをやっていました。母のコンサート中に魔王に母を殺されたため、それ以来、ハルはバイオリンのG線上に悪魔がいると感じるようになり、バイオリンを弾けなくなっていました。そういう伏線があったので最後にはハルはG線上のアリアを弾くシーンがあるのだと思っていました。それが無かったのがすごく残念です。

(3)権三が魔王から京介を守った意味が分からない。
権三と言うのはやくざの親分で京介の義理の父です。義理の父と言っても、京介に愛情があるようには描かれていませんでした。それが、父として京介を守って魔王のライフルにあたって死んだといわれても、ぽかーんとしてしまいました。
もっともこれストーリー上はしょうがないことで、魔王が京介であるとプレイヤーに思わせるため必要があったため、権三の愛を描くことができなかったんだと思います。事実、このシーンで魔王が京介と確信したプレイヤーも多かったと思います。

・良かった点
悪い点ばかり書いてしまったので、最後によかった点を。
やっぱり、魔王が自分が起こしたテロで死亡したと見せかけて、生きていたという点でしょうか。
これは私も騙されました。大どんでん返しでした∑(´Д`*)ノノ!!

3.「光輪の町、ラベンダーの少女」
・youtube から OP

ヒューマンドラマADV第三弾です。
この作品のテーマは絆です。
名前を見ればわかるように、「車輪の国、向日葵の少女」を意識した題名になっております。
これの私の評価は「車輪の国、向日葵の少女」までは行かないものの「G線上の魔王」より面白かったです。私はこちらの方がG線より好きです。
この作品もアッと驚くどんでん返しがあります。

主人公宗介はやる気のない不良。彼が不良複数に絡まれているときに、竹刀を持ったヒカルと言う少女が現れ宗介を守ってくれます。ヒカルはラベンダーの香りを漂わせていました。
この事件から、宗介の人生が動き始めます。ヒカルは宗介のクラスに転校してきます。彼女は実は剣術(このゲームでは剣道のことをこう言う)をやめるつもりでした。

・感動してこと
(1)剣術部ができるまで
学園長の陰謀により宗介は剣術部ができなければ退学になることに。ところが、ヒロインたち(ヒカル、はるか、リコ、レイカ、アキナ)は自らが抱えた理由から剣術部に入ることができません。その状況を一つ前まで問題を抱えていた人が次の人の問題を解決するという形(はるか→リコ→レイカ→アキナ)で解決していきました。そして、4人が剣術部を作り、その4人がヒカルを動かし剣術部ができました。
この流れはいいですね。まさに絆です!

(2)県大会
ヒロイン5人と宗介は剣術をとおして絆を深めました。ただ、学園長からは県大会で優勝できなければ宗介の退学を言い渡されいました。そして、県大会一回戦で強豪校星雲学園と戦うことになります。しかし、仲間を信じる強い絆で結ばれた新山学園は星雲学園に辛くも勝利し、県大会準優勝します。このことで学園長は心変わりし、宗介たちにわび、剣術部を認めるのです。
文字にするとものすごくベタな展開ですがやっていてすごく感動しました。

・どんでん返し
さて待ちに待ったどんでん返しです(^o^)/
実は宗介たちの国は車輪の国だったのです。実はいくつかの伏線があったのですが(
義務の存在を示す学園長の言葉、国が大統領制、この国が南方で戦争していること等の車輪の国との共通点)、ヒロインのだれも義務のバッチを付けていませんでしたので、舞台をなぜ日本にしなかったのだろうと疑問に思っていたのです。
 それが、学園長に呼ばれみんなで記念写真を撮るときに判明します。学園長室にクラスメイトで友人である水嶋マコトが入ってきます。彼は晴れて特別高等人になっていました。そして、宗介に「義務を犯したな」と言うのです。これには鳥肌が立ちました。「こういうことだったのか!!」まさか主人公が義務を持っていたとは思いませんでしたよ!彼の義務は”絆をもてない義務”です。
宗介は過去、水嶋と水難事故に合い、一つしかない救命具を独占してしまいました。そのため、法曹界の名家である水嶋家の母親の逆鱗に触れ義務を課せられていたのです。

・感動したこと(続き)
(3)北の島での脱出劇
宗介は水嶋によって北の島に2か月ほど監禁されます。そこに剣術部のみんなが助けに来ます。ところが、それを待ってた水嶋と彼の兵隊がやってきて、宗介と剣術部のみんなを攻撃します。
宗介たちは島の山間部に逃げます。ここで、リコが一人で危険地帯の中食糧を取に行ったり、レイカが適格に判断を下したりと素晴らしい成長を見せたところです。これらは剣術部ひとりひとり絆が強かったからこそできたことでした。

(4)無事島を脱出した宗介が水嶋と決着をつけるため一人で戻ったところ
宗介は無事、剣術部の5人を脱出させました。その後逃げてしまうこともできました。水嶋家が勝手に宗介を監禁しているのは車輪の国でもよろしくないことなので、剣術部のみんなはそれをネタに水嶋家と戦うつもりでした。 
しかし、宗介をはそれをせず、友人である水嶋と再び絆をつなげるため、単身彼のもとに戻るのです。剣術部の部員たちが見せた絆、また自分が剣術部とともに築きあげた絆、それらが彼を成長させたのでしょう!
宗介を素直にカッコイイと思いました。

・ラベンダーの少女
さていよいよラベンダーの意味です。これは劇中で語られています。水嶋のもとへ行くという宗介にヒカルが言った花言葉です。
「あなたを待っています」
つまり、宗介を帰って来ること信じて待っている剣術部の少女たちを意味していたんですね。宗介の水嶋に会いに行くという行動は危険でした。殺されてもおかしくない状況だったんです。宗介が選んだ道でこの事態を収束させるということは、もはや彼女たちは介入する方法は無いんですね。水難事故から続く二人の長い軋轢。これは宗介と水嶋の二人でしか解決できない。
だからこそ、ヒカルと宗介のラベンダー畑での会話は悲しいんですね。ホロっときましたよ。
 ちなみに、これは向日葵の少女と対になっているのではないかと私は感じました。向日葵の少女たちは自らが義務を背負っていたからこそ、無謀にも特別高等人と戦う選択をした。対して、ラベンダーの少女たちは義務を背負っていない。たから、特別高等人と対等に勝負することができない。特別高等人と対等に戦えるのは義務を背負ったものだけなんですね。義務を負ったことよって得た強さこそが、特別高等人に対しての武器になるのだと、私は思いました。

・不満な点
不満点も書いておきますね。
やっぱり、個別ヒロインルートが短いことですか。もちろん、絆がテーマなので共通ルートが長いのはいい。むしろ長くないと困る。ただ、個別ルートがなんか短くおざなりな感じました。もうちょうっと長く丁寧に書いてくれればよかった。少なくともメインヒロインであるヒカルの話はCGを1枚増やしてでも、彼女の「故郷に帰る」という決心をやめ剣術部のみんなと一緒にいるということにした話を丁寧に描いてほしかったです。

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  • (2013.03.25)

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