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2010年8月31日 (火)

ONEの感想2

 やっと、残り二人+一人の感想が書けます。(当然ネタばれあり)

・澪シナリオ
 幼い時に浩平から貸されたスケッチブックというアイテムが出てくるのが意外でした。浩平はお母さんと一緒にいたので、このときは引っ越す前ですよね。とすると、澪もいつか分らないけど浩平と同じ町に引っ越したのでしょうか?まず、すごい偶然だなと思ってしまいました。澪は健気で頑張り屋さんのイメージです。そんな彼女の頑張る姿が描かれていて正直、いいシナリオだと思いました。特にこのシナリオの浩平は演劇部に入るなど、とても能動的でしたね。他のシナリオでは考えられない。澪の頑張りがそうさせたんですね。

・みさきシナリオ
 正直言って、反則です。このシナリオ。目が見えなくなった少女と夕焼けの組み合わせなんて、哀愁を漂わせるには十分です。そして、年賀状の扱いとか、目が見えないことをうまく使っているなと思いました。そして極めつけは、二人での行事の数々。二人でのクリスマスに二人でのみさき先輩の卒業式。そしてこの卒業式がエンディング後の二人での浩平の卒業式と対になっているなんて、完成度高いなと思いました。そして、みさき先輩の明るさがあるからこそ、目の見えないことの悲壮感を漂うことがない。全て計算して作ったのでしょうか?もしそうなら、(そうじゃないならなおさら)すごいシナリオだと思いました。

・シュンシナリオ
 「みずか」と並んで謎キャラですね。
正直私は彼の言葉、
「何もキミだけが、幻想の世界に生きているんじゃない」
「誰だってそうなんだよ」
「すべてが現実なんだよ」
「物語はフィクションじゃない。現実なんだよ」
という言葉に戦慄を覚えてしまいました。この言葉でONEがホラーじみて聞こえてきました。
誰だって永遠の世界にいく可能性があることを示された言葉ですから。永遠の世界に行くのは茜の幼馴染、浩平、シュンの3人だけではなかったのだと。どんな人でも訪れる普通のことなんだと。ゾッとしましたね。
 さらに輪をかけて彼の死によって謎キャラ度合いがアップします。永遠の世界に旅立つんじゃないの?なのにそうじゃなくて普通に死ねたの?(ちょっとおかしな表現ですが)
その後、浩平が旅立った後と思われる世界でひょっこり現れる。まさに???状況になりました。

・ヒロインの総論というか時間の流れについて
 ここで言う時間の流れというのは行動を取っていない時、止まっているという表現を使います。
麻枝さんが書いた瑞佳、留美、繭の3人は浩平がいるときでは時間がちゃんと流れているんですね。そして、END後の1年間で瑞佳と留美は時間が止まっているんですね(繭は浩平がいなくなっても流れている感じがしました)。それに対し、久弥さんが書いた茜、澪、みさきの3人はすでに浩平がいるときでも時間が止まっているんですね。そして、浩平によって時間が動きだすんだけど、浩平がいなくなることで、茜とみさきはまた時間を止めてしまうんですね。(澪については、スケッチブックが返されたことで時間の止まりは起らなかった)。こうみていくと、時間を止めていたのは浩平だけじゃないことが分ります。多くの人間が時間を止めていたと。時間が止まってしまうということが、ONEについて考察するときに重要なことになのではないかと思いました。

 次は考察をしてみようと思いますが、結構大変だなという印象です。永遠の世界は本当に謎だらけですから。

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